■ 「む・むず」の意味
① 推量<~だろう>
(例) 香炉峰の雪いかならむ。<香炉峰の雪はどのようだろう。>
② 意志<~う(よう)>
(例) 思ひ出にせむ <思い出にしよう>
③ 適当<~のがよい>・勧誘<~しませんか>
(例) 命長くとこそ思ひ念ぜめ。<長生きしようと一心に祈るがよい。>
④ 婉曲<~ような>・仮定<(もし)~としたら>
(例) 思はむ子を法師になしたらむこそ <大切に思うような子を法師にしてしまったとしたら…>
■ 「む・むず」の活用
「む(ん)」:四段型
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
〇 | 〇 | む(ん) | む(ん) | め | 〇 |
「むず(んず)」:サ変型
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
〇 | 〇 |
むず (んず) |
むずる (んずる) |
むずれ (んずれ) |
〇 |
■ 「む・むず」の接続
どちらも活用語の未然形に付く。
コメントをお書きください
^_^ (日曜日, 27 11月 2022 18:03)
分かりやすいです!助かりました!ありがたい
モトサカ (水曜日, 30 11月 2022 10:20)
わかりやすくてありがとうございます。
みねg (水曜日, 30 11月 2022 10:21)
モトサカさんのおっしゃる通りです
あし (火曜日, 31 1月 2023 09:44)
ありがとうございますとてもわかりやすいです
し (金曜日, 07 7月 2023 15:28)
ありがとうございます♪