■ 「なむ」の識別法
「なむ」の直前の活用形に注目する。
① 直前が未然形なら《終助詞》
(例) とく参らなむ <早く参上してほしい>
② 直前が連用形なら《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」》
(例) 散らば散りなむ <散るなら散ってしまうがよい>
③ 直前が未然形・連用形以外なら《係助詞》
(例) もと光る竹なむ一筋ありける。<根本が光る竹が一本あった。>
④ 直前が「死・往(去)」なら《ナ変動詞「死ぬ・往(去)ぬ」の未然形活用語尾+推量の助動詞「む」》
(例) 春死なむ <春に死にたい>
コメントをお書きください
jon (火曜日, 18 10月 2022 15:14)
oh,OK...I've begun to learn Japanese recent. But it is so difficult!!! What is this KOBUN????
うー (日曜日, 06 11月 2022 19:22)
ナ変動詞、+推量じゃなくないですか?春に死にたいって、推量の訳出だと春に死ぬだろうになると思いますが……
むう、、、 (土曜日, 15 4月 2023 19:07)
すごくわかりやすかったです。ありがとうございませんでした
人類創世者 (水曜日, 17 5月 2023 09:20)
thx
宇宙創設者 (木曜日, 18 5月 2023 09:00)
nice
銀河創設者 (日曜日, 20 8月 2023 14:12)
とても分かりやすかったです
有の創設者 (土曜日, 16 9月 2023 22:12)
excellent
カナディアン (金曜日, 05 1月 2024 17:20)
散らば散りなむは、ここでは確述用法ではなく、終助詞になるはずです