■ 接続助詞とは
接続助詞……前の文と後の文とをつないで前後の関係を示す。主に活用語に付く。
■ 条件を表す用法
① 順接仮定条件<もし~ならば>……まだ実現していない事柄を示してそこから予想される結果を後に続ける。
(例) 人を殺さば、悪人なり。<もし人を殺すならば、悪人である。>
② 順接確定条件<~から・~ので>……すでに起こっている事柄を示してそこから予想される結果を後に続ける。
(例) 涙のこぼるるに目も見えず <涙がこぼれるので、目も見えず>
③ 逆接仮定条件<たとえ~ても>……まだ実現していない事柄を示してそこから予想される結果とは逆の事柄を後に続ける。
(例) なくとも事欠くまじ。<たとえ無くても、不自由しないだろう。>
④ 逆接確定条件<~けれど・~のに>……すでに起こっている事柄を示してそこから予想される結果とは逆の事柄を後に続ける。
(例) 文を書きてやれども、返事もせず。<手紙を書いて送ったけれど、返事もしない。>
■ 接続助詞の用法
解説中の表「接続助詞の用法」を参照。
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ダークネス山本 (木曜日, 19 1月 2023 17:35)
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